プロポリスとは

消毒や殺菌効果あり機能性の高い抗菌ブロックとしてプロポリスは注目されています。

みつばちたちは、このプロポリスを使ってどのようにして巣を守っているのでしょうか

外敵から自分や家族を守る為に使われます。

自分たちの巣に外からの虫や動物などが入ってこないよう、プロポリスで隙間をくまなく閉じていきます。また、出入り口は自分たちが通れるくらいの小さな穴のみにすることで、外敵からの進入だけでなく、雨水などの天気の変化による災害からも巣を守ることができるのです。

プロポリスは巣の外周防御だけが役目ではありません！

巣の中壁に塗ることで、巣の内部のでこぼこをフラットにし、巣内部での菌の繁殖をブロックしてくれます。
巣の内外を作り上げる要となるプロポリスですが、一度作ればずっとそのままでいいわけではありません。
綻びや穴などができてしまった時には、補修や修繕も必要ですし、巣を広げる際にも必要で一度だけでなく、繰り返し重ねていくことで、より強固なプロポリス壁ができ、頑丈な巣となっていくわけです。

プロポリスを採取

はちみつを採るやり方とは別の方法で採取しなければなりません。
みつばちたちは、巣に何らかの問題が生じて隙間ができると埋めたくなる習性を持っています。
プロポリスを採る時には、この習性を利用します。
プロポリスは採取専用の巣箱が必要で、はちみつを採る為の巣箱とは違い、壁面の一部が取り外せるようになっています。その為、巣箱の中にみつばちたちがいる状態で、周りの壁の一部を取り除くことで、「壁を修復しよう！」とみつばちたちがプロポリスを作り、せっせと穴を埋めていきます。穴が殆ど埋まってきた所で出来上がったプロポリスを採取するのです。
中に入れるみつばちの状態によって、空ける穴の大きさや頻度を調整して、みつばちたちが疲れ過ぎないようにするのも気をつけていかなければなりません。
みつばちたちの実力を見誤ってしまわないよう、日頃の観察が大切です。

プロポリス作りが得意なみつばち。

ブラジルに多く生息していて、一般にはキラービー（殺人蜂）と呼ばれる程獰猛な種類で、アフリカミツバチとセイヨウミツバチの混合種であるアフリカナイズドミツバチ（アフリカ化ミツバチ）です。
日本に生息しているみつばちたちもプロポリスを作ることはもちろんできますが、このキラービーのスピードと量の多さには敵いません。もともとブラジルに生息していたアフリカミツバチがいたのですが、研究用に捕まえていたはちたちが逃げ出してしまい、養蜂用に持ち込まれた西洋みつばちと交配してものすごいスピードで繁殖してしまったことからキラービーが誕生しました。
ブラジル内で繁殖したキラービーは、獰猛な性格な為、近隣の牛や豚などの家畜を襲ってしまったり、人間を前にしてさえ平気で襲いかかっていたりと様々な問題を起こしてしまいました。このような大問題を起こしてしまったことにより、養蜂産業自体が一時期衰退してしまう事態も引き起こした経緯もあります。
現在は、プロポリスを採取する為のみつばちとして大活躍してくれています。

プロポリス 消毒や殺菌効果抜群です！機能性の高い抗菌ブロックとして注目関連ページ

ミツバチがどのようにはちみつやローヤルゼリーを形成するのか？その秘密を案内！

みつばちが実際どんな暮らしをしているかミツバチの生態を詳しく説明しています。

美味しい はちみつ を作る養蜂家の仕事｜農家の作物にもミツバチが役立っています！

美味しいはちみつを作る養蜂家の仕事を案内しています。

完熟 生はちみつ｜加熱処理されてない採れたての美味しさ！

完熟 生はちみつは、一般的なはちみつと違ってその味は洗練された旨味がにじみ出ています。

はちみつで簡単ダイエット｜砂糖よりもカロリー少なく 栄養たっぷり！

はちみつで簡単ダイエットが行えることを説明しています。

貴重なはちみつ ローヤルゼリーとは

ローヤルゼリーを詳しく説明しています。